第一回オンライン会議 コロナが変える・変えた世界


新型コロナウィルスの影響による自粛にともない、去る7月25日、一〇一メンバーによる初めてのオンライン会議を開催しました。

参加者は、
真南風
堀間ロクなな
黄 文葦
子持ちコンブ
石川龍
の5名。

各自、自宅や会議室からの参加となりました。
オンラインで繋がるや、それぞれ普段は見慣れない自室の様子に興味津々。そこからロクなな家の本棚事情の話題に発展すると、「ついつい買いすぎて本が増えてしまう」(ロクなな)、「読み終わった本は古本屋さんに売る」(黄)、「図書館で借りることもあるし、所有することにはこだわらない」(コンブ)、などそれぞれの書籍生活、ライフスタイルの違いについても意見交換がなされました。


続いて議題はやはり、コロナウィルスの話題に。
中国のコロナ対策と世界の比較、あるいは日本の対策について語り合い、来年のオリンピック開催にも言及。
「来年までに収束するのか。もしかしたら(感染者数の多い)アメリカやブラジルはオリンピックに参加できない、なんてことにもなるかもしれない」(ロクなな)、「そうなれば経済的な打撃は大きい」(コンブ)、などオリンピックに関しては懸念が多いことで意見が一致しました。


その後、話は「コロナ後」の世界について及び、今回のコロナウィルスがどのように世界を、社会を変えたかについての議論がなされました。
大学のセミナーでオンライン授業を経験したロクななは「学生たちも講師もやりづらい部分はある」、現在リモートワーク中の石川は「テレワークもストレスが多い」と語り、オンライン環境でも制約が多い点を指摘。


しかしながら、これまでと同じ生活を求めるのが果たしていいことなのか、との疑問も沸き、例えばテレワークや時短勤務によって満員電車が減ったり、家族で過ごす時間が増えたことはコロナがなければ改善されなかったことかもしれません。


また、メルマガ「黄文葦の日中楽話」の配信をはじめたばかりの黄は、「コロナウィルスがきっかけで今回のメルマガ配信も行動を起こすことができた」と語り、生活や考え方に大きな変化をもたらしたことを実感しているようでした。


今回のような大規模な感染症の流行は、これまでの価値観やライフスタイル、さらには常識までも「ぶっ壊した」大きな転換期であることは間違いないでしょう。
今後ワクチンや治療法が確立され、事態が収束に向かったとしても、コロナによってもたらされた良い変更点はこれからも継続していって欲しいものです。

(子持ちコンブ)


一号館一○一教室

とある大学の学生記者・カメラマンOB・OGによる先駆的Webマガジン     カバー写真:石川龍