夢を語ろう

今年の書き初めのテーマは、『夢を語ろう』

子どもたちには、子どもたちの夢がある。

私は子どものころ、夢がなかった。
こんな大人になりたいとか、なりたい職業もなく、ただ漠然と大学へ行って、会社に入って仕事するんだろうなぐらいだった。

大人になった私は?
子どものころ描いていた大人に、なっていない気がする。
まさか今の仕事をしてるとは思わなかった。20代で結婚して、子どももいるって思っていたはずのに、30過ぎても独身なのは予想外だった(笑)


最近、気づいたことがある。
それは、大人が夢があって、わくわくしてなければ、子どもだって将来の夢なんて、持てるはずがないし、わくわくしながら『 ◯◯がしたい!』だなんて、前向きな気持ちにならないはず。

私が子どものころ、バブル時代で、大人たちが元気だった。
でもバブルが崩壊して、世の中も大半の大人たちも、暗いイメージだった。
その一方で、私たち中高生の世代はアムラーやギャル、プリクラとか流行し、私たちが子どもが元気だった。
でも、景気の悪い未来には、具体的なイメージが持てなかった。


大人になって、やりたいことがたくさんある。
大好きな歌舞伎をたくさん観に行きたいし、大好きな京都にもたくさん行きたい。
今年の目標は…
私の夢は…

わくわくした人生を送ろう。
それが子どもたちの見本になるはずだ。


将来、私は結婚しているだろうか?
子どもはいるだろうか?


はたして10年後は何をしているだろうか。



一号館一○一教室

とある大学の学生記者・カメラマンOB・OGによる先駆的Webマガジン     カバー写真:石川龍